飛魚

中島裕翔くんのファンです

ブルー・バースデー・ケーキ

16歳の裕翔くんにもう二度と会えないのが寂しいです。
17歳のお誕生日をお祝いする気にはどうしてもなれないのです。


16歳の裕翔くんの美しさを知ったときから、毎日毎日裕翔くんが無防備に垂れ流しにされているのが耐えられませんでした。
できるなら毎秒毎秒の裕翔くんを切り取って、記録して、大事にとっておきたかったです。
銀河にスプーンをさしいれて、一匙すくって瓶につめるような作業だとしても、そうしたかったです。


昨日の裕翔くんは今日もう見ることが叶わない。
時間が経つたびに、裕翔くんを過去に置き去りにしているような気持ちになります。
シャッターとフラッシュ・ライトで掬い上げられた裕翔くんを毎月少しは残しておくことができますが、それは全く銀河の一滴にすぎません。
16歳の裕翔くんはもういないのです。


16歳の裕翔くんが作詞した「Dash!!」を聞くと、胸がきゅっとします。
つらいほうが多い時もあるけれど、と綴ったとき、裕翔くんは何を考えていたのでしょうか。
私はその箇所を聞くと、幸福のモチーフの一つである四つ葉のクローバーを思い浮かべます。


四つ葉のクローバーは、人がよく通る場所で見つけられます。
踏みつけられるなどして、三つ葉のクローバーの成長点に傷がつくとできるからです。
傷ついたところに幸福が生まれる。一種の畸形である四つ葉のクローバーをそう解釈するような温かさを、裕翔くんの発言の端々に感じます。


16歳の裕翔くんが大好きです。
虫が好きで馬が好きで弟が好きで、メンバーが好きでドラムが好きな裕翔くんが好きです。
夢見てる輝く世界を見せたがってくれる。
空のもっと上に「さあ行こうぜ」と誘ってくれる。
裕翔くんには好きなものがたくさんあって、それを全部大事に抱きしめているように見えます。そうして抱きしめているもののなかに、今まで裕翔くんが受けた傷も含まれているような気がするのです。

さあ行こうぜ 向かい風も受けて

16年ぶんの傷を受けた裕翔くんだから書けた詞なのでしょう。
17年ぶんの傷を受けたら、裕翔くんは、どんな言葉を選ぶのでしょうか。


16歳の裕翔くんは今どこにいますか。






スターどうもありがとうございました。