飛魚

中島裕翔くんのファンです

裕翔くんが村上春樹を読んでいそうな気がする話

裕翔くんは村上春樹を読むのかな?と思う理由は2つあって、まず1つは、TV LIFE2012年No.13に掲載された裕翔くんのインタビューです。
正直なところ買いそびれてしまったので正確ではないのですが、「集中力をつけるには?」という質問に「ポケットに小銭を入れて、数える。俺はやってないけど(笑)」と答えたQ&Aでした。


なんじゃそりゃ〜と思って買わなかったんですよね〜!
でもこれってもしかして、村上春樹さんの「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で登場人物がやってた行為かなっと。

私はあきらめてエレベーターの壁にもたれ、ポケットの中の小銭の勘定をして暇をつぶすことにした。
(略)
とにかく私はいつもズボンのポケットにかなりの量の小銭をためておくように心懸けている。右側のポケットに百円玉と五百円玉を入れ、左側に五十円玉と十円玉を入れる。一円玉と五円玉はヒップ・ポケットに入れるが原則として計算には使わない。両手を左右のポケットにつっこみ、右手で百円玉と五百円玉を数え、それと平行して左手で五十円玉と十円玉の金額を数えるのだ。
村上春樹「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」)

登場人物は別に集中力をつけるためにやってるわけではないのですが、両手でポケットに小銭を入れて数えるって発想がこの小説由来のものでもおかしくはない気がします。


あともうひとつは、裕翔くんがアート・ブレイキーを好きらしいことです。
アート・ブレイキーは、村上春樹さんが初めて触れたモダンジャズなんですよね。「ポートレート・イン・ジャズ」に、アートブレイキーアンドジャズメッセンジャーズの演奏を聴いたときの話が載っています。

そこには何か、僕の心を刺し貫くものかあった。「今目の前にしているものは、よく理解できないにせよ、僕自身にとっての新しい可能性を秘めた何かなのだ」と本能的に感じることができた。それはやはり音楽そのものが充実し、前向きな姿勢を持って、なおかつソウルフルだったからだろう。
村上春樹ポートレート・イン・ジャズ」)

でもこの文章がきっかけで「よし!アートブレイキー聴いてみよう♪」ってなるかなあ?と思うんですよね??それって村上春樹相当好きじゃん!ファンじゃん!みたいな。


だから根拠は相当あやふやなんですけど、裕翔くんが村上春樹を読んでいたらなんか可愛いので一応記録として。
ジャズを聴く裕翔くんについても記録しておきたいですね!今度する!




スターどうもありがとうございました!