飛魚

中島裕翔くんのファンです

フィルフェスの感想(俳優パート)

岡田くんがすごくよかったです。声も話し方も話す内容も。
たたみます。
鼎談のなかで岡田くんの印象的な言葉、内容じゃなくて話し方やタイミングがよくて印象に残った言葉は、

岡「だから嬉しい。」
ニ「なにが?」
岡「嵐が売れてくれて。」


「でも俺、優しい人でいたい」


「そう。俺、そういう人」


「素敵だね。」


ですね。
何がいいって、受け答えのタイミング、間がいいんですよー。「素敵だね。」に関しては語尾がいい。「だね。」で口からぬける息に余韻があってとってもすてきです。素敵だね。あなたもね。
「でも俺、優しい人でいたい」は「俺」と「優しい」のあいだの間と、「やさしー」のリズムがいいです。印象に残ります。「しー」で上がるメロディーもいい。
すごい絶賛しちゃった。


ヒガシが以前森光子さんから授かった、「歌は語るように、セリフは歌うように」という言葉を思い出しました。

──彼の歌唱的な面はどう評価していますか?

郷太 岡田くんは、リズムを切ったときの男らしいリズミックな歌唱が良い。それと、低音から高音まで駆け上がるときのスピード感が特にすごくて。例えば「POISON PEACH」の「♪重ねた妄想 CRAZYな衝撃」っていう部分がそう。
(ナタリー V6メンバー論http://natalie.mu/music/pp/v6

岡田くんの演技ってあんまり見たことがないんですけど(図書館戦争は見たよ!)、こういうところに注目して見るとまた何か感想がうまれそう。
岡田くんは演技の仕事をしすぎて、演技の上で会話をしたいと思うあまり普段の会話でもセリフのように、歌うように話すくせがついたのかなと思いました。笑


3人の会話を聞いていると、斗真くんは人と話すことが好きで、岡田くんはひとりで考えるのが好きそうで、二宮くんはその中間という感じ。あの席順、いいですよねえ。真ん中に二宮くんがいて、岡田くんと斗真くんではさむの。
場をしきるのはスクリーンに映る質問っていうのがちょっと面白かったです。誰も取り仕切らないっていう。
で、大きな質問のなかで3人が会話していくんですけど、そのなかで、他の2人にする質問が各人個性が出ていたのが興味深かったです。岡田くんは「大事にしていることって何?」。斗真くんは撮影前に台本を確認するタイミング。
大事にしていること、って、すごく信念というか内面的というか、改めて考えるタイミングがないとそうとっさに言葉にできるものではないと思うんですが、岡田くんはきっと色々考えて、考えて考えて仕事する人なんだろうなと思いました。


どきっとしたのは、斗真くんが二宮くんにした質問「お芝居って好き?」。
二宮くんは、俳優仕事をアイドルでいることの手段として捉えているように見えます。
ここでいう「アイドルでいること」っていうのは、二宮くんの言葉なんですが、「人から愛されること」という意味です。大倉くんにとってのドラムみたいな感じなのかな。
大倉くんはもともとギターをやっていたんだけど、安田くんが社長に、大倉はリズム感がいいからドラムが向いてると思いますって言って、大倉くんは出来るか聞かれたとき、ドラム触ったことないけどこれはチャンスだから、できます!って言って練習したって話を1万字かプレミアムかどこかでしていたような(曖昧)
自分の芸能界での立ち位置を「ジャニーズの人」と意識している人とそうでない人がいて、座談会のなかで質問と答えが食い違っている瞬間があるのはそのせいなんだろうなーと思いました。