飛魚

中島裕翔くんのファンです

「ウェンディ&ピーターパン」みたよ

裕翔くんの舞台、「ウェンディ&ピーターパン」を観に行きました。
なんで裕翔くんが生きて目の前で動いているだけでこんなに嬉しいんだろうって不思議でした。
まさか生きているうちに裕翔くんの足の裏が見られるなんて思ってなかった。

ディズニーのピーターパンは一度だけ見たことがあって、そのピーターパンがあまり好きじゃなかったので逆に楽しみでした。
裕翔くんは昔から、ちょっと癖のある役柄でもまずその役のいいところを見つけて好きになるところからアプローチを始める印象があったので、ピーターパンをどう演じるか興味がありました。まだまだ子どもでいたかったのに身長が伸びてしまって子どもではいられなくなった裕翔くんが、大人にならない少年・ピーターパンを演じること。それは、永遠の子どもであるピーターパンを演じるのに、裕翔くんの子ども時代の再現をしない、ということです。だから、裕翔くんの中での「子ども」という解釈と表現をどのように見ることができるんだろう?と期待して劇場に行きました。

堤真一さんのファンクラブで取ったチケットを譲ってもらったので、幕が上がるまで隣の席の方がずっとパンフレットの堤真一さんのページを眺めていて、それがなんか良かったです。
裕翔くんの舞台は2019年の「WILD」ぶりですね。一応見に行ったけど、ウォーターゲート事件のことも全く知らなくて事前知識を仕入れていかずに観劇したので正直よくわからなかった。裕翔くんが登場した時、あまりのかっこよさに観客席のみんなが「はっ」と息をのんでいたのがすごく印象的で、それとあのやかましい鳥の人形しか覚えていません。

裕翔くんほんとうにかっこよかったなー
背が高くて、体が大きくて、影たちに持ち上げられて自在に飛び回っていて、すっごく良かった~
初めて打ち上げ花火を見た子どものように興奮して、忘れられない舞台になりました。
もうほんとうにかっこよかったー空の王子、海の悪魔!と名乗りを上げてるところなんか説得力が半端じゃなくて、そうだよ~空も海も裕翔くんのものだよー!!!って思いました。

内容はどうだったかな。なんか散漫な印象です。各キャラクターに背負わせている命題が複数あって、どういう視点で展開を消化したらいいかわかりませんでした。シスターフッド、年を取るということ、少年の成長、悲しみの乗り越え方、女性の自立について、などのテーマがぐちゃぐちゃで混乱しました。わたしの理解力ではよく把握しきれなかったのですが、二回三回みたらわかるのかな?
タイガーリリーのコスチュームや戦い方がかっこよくて好きだった、ティンカーベルの衣装と腹から出ている大きな声が好きだった、などところどころに好きなポイントはあるのですが全体的に見て特にこれっていう感想はないかなーとにかく裕翔くんがかっこよすぎて、なんかそれしか覚えてないんですよね……久しぶりの生裕翔くんは思考能力を奪い目をくらませるとんでもない人間でした……

裕翔くんが演じる「子ども」ピーターパンについて、やりたいことしかやらない、やりたくないことは聞こえなかったふり、責任は放棄、とにかく明るく楽しく!でも本当は、それじゃいけないことはわかっていて。という葛藤がわかりやすかったです。裕翔くんの子ども時代の再現にはなっていませんでした。どうしてもウェンディに感情移入してみてしまうから、なんだ勝手なやつだな!かっこいい~ん。だから弟を探してって言ってるでしょ!かっこいい~ん。もう勝手にして!わたしも勝手にするから!かっこいい~ん。と心が忙しかったです。

あとティンカーベルが一度傷つけられるところで突然応援上映みたいなことが始まって驚いたのですが、あれはピーターパンの舞台ではお決まりの流れらしいですね!?