飛魚

中島裕翔くんのファンです

知念くんの一万字感想

知念くんから見たゆとやまの話聞きたいなあ。
世界初の有人宇宙飛行を成功させたガガーリンの、名前はユーリっていうんですよ。
物識りかつ森羅万象に興味のある裕翔くんがどこかでそのことを聞いて、身長制限で地球防衛の人選から漏れた知念くんに、その話をしたことがあったかも。
そこにたった一人で地球を守る裕翔くんの寂しさを感じ取って、助けを求められても僕には何もできないよと思ったことも、あったかもしれません。


JUMPの一万字は、どの子のも特にインパクトはなく、印象に残るようなのはなかったんですけど、あえて言うなら知念くんのが興味深かったです。
あ〜そうだったの、だからなのね、なるほどね。っていう、腑に落ちる感じがあったのが知念くんのだけだったので。


私にとって、知念くんてすごく「賢い人」という印象がありました。
「本当の賢さとは、常に正しい選択をすることである。正しいとは、道徳的な正しさのことである。道徳的に正しいことをしていれば、不幸になることはない。よって、真に賢い人とは常に幸せである。」
この言葉、不思議と知念くんのことが思い浮かぶんですよね。
遅刻したほうが面倒だから、遅刻はしないとか、不真面目なほうが面倒なことに巻き込まれるから真面目でいる、そしてその結果信用を勝ち得ているような、真っ当さがすごく好ましいです。
で、そういうのってどこから来てるんだろう?どうしてこの子はこんなに賢いの?と思っていたんですけど、その答えのように読める箇所が一万字にあったんですよ。

小学校の低学年のときかな。クラスメイトと昼休みにグラウンドで遊んでたら、全然わざとじゃないんですけど、友だちを転ばせてケガさせちゃったことがあって。(略)家に帰ったらお母さんが泣いてたんです。”なんでそういうことするの”って。そのときはすごいもう、ごめんなさいって思ったし、故意じゃなくても、誰かを傷つけたり、悲しませてしまうことってあるんだなって。それ以来ですね。ちょっとトラブルになりそうな雰囲気を感じると、一歩引いて、僕は参加しないようにしようみたいになったのは。
(Myojo2014年2月号)

これを読んで、知念くんの賢さって、優しさからきてるんだって思いました。優しさ臆病さ、めんどくさがりなところが知念くんの賢さを作り上げてるんだなと。
そういう知念くんに、救われるところが裕翔くんも山田くんもあっただろうし、これからも何度もあるんだろうなって思います。
トリオって面白いですね。最近はどんな感じなんでしょうか。これからも見ていきたいです。