飛魚

中島裕翔くんのファンです

オトノハ vol.20

嵐のファーストコンサートを収めたVHS「スッピンアラシ」

その最後で翔くんが、涙ながらに挨拶しています。

「嵐のファンで良かったって、思える嵐になります」

それから年月が経って、嵐はデビューから10年目突入。

2008年オリコン年間チャート1位と2位を独占して、

アジアコンサートを開催、冠番組はローカル含め週に3つと大人気です。

学生生活と芸能活動を並行して、

将来の選択肢がいくつもあった翔くんだからこそ抱えた悩みも多かっただろうと思います。

「思えば遠くに来たもんだ」

期間限定ページの「あじあらし」ではなく自身の担当ページ「オトノハ」で書いたのは、この感慨を長く留めておきたかったからですかね。高校行って、大学行って、会社に就職して、そういう当たり前な暮らしから外れてしまったことが翔くんにとっては大きな恐怖だったんでしょうね。学生生活という、華やかな芸能界とは離れた生活を送っていた翔くんは、その狭間で思うことがいろいろあったでしょう。誰でも接触できるその環境で、いやなこともたくさんあったと思います。

嵐のファンになって日は浅いですが、2007年の「嵐がきてる」感は感じていて、嵐の露出が急速に増えていったときは「嵐はこのまま、消費されるアイドルになるのかなぁ」と思っていました。

それを杞憂だったと思わせてくれたのは、翔くんのソロ曲「Hip Pop Boogie」です。

「この大草原の先には何が待っているのだろう

道がないなら作ればいい この先 たとえ果ててたとしても」

加速する人気や環境の変化に戸惑っていても、前進する気持ちを示してくれた歌詞でした。これを読んだとき、なぜかホッとしたのを覚えています。

10周年とその先。

最初で最後のパイオニア達が何をしてくれるのか、楽しみな10年目に突入しました。