飛魚

中島裕翔くんのファンです

矢印コンのチケットはもうない(福岡からの帰り道)

飛行機のなかでゆるんだらしい蓋からこぼれた水でイヤホンが濡れてしまったことに気がついたのは空港から東京へ向かうバスのなかでした。
福岡でのコンサートで私の「全国へJUMPツアー2013」は終わり、裕翔くんがいるコンサートの予定はもうありません。


福岡で裕翔くんは、このツアーで恒例となっているOVERの「Future もっと感じたい」のタイミングで行うご当地の名産品にまつわるパントマイムで博多ラーメンを食べていました。1部は高木くんに味玉を取られていて、2部は高木くんが裕翔くんの隣で一緒にスープを飲み干していました。かわいい。
味玉っていうのは裕翔くんのエアどんぶりから高木くんが何かをつまんでひょいっと食べたときの指の幅から推測しただけですけど。


福岡で裕翔くんは、20歳のお誕生日のお祝いをされていました。MCで20歳の抱負を聞かれ、客席に向かって自分にどうなって欲しいのか聞いていました。可愛い、優しい、かっこいいなど様々の声が浴びせられ、「全部混じって『顔が大きい』って聞こえた」と言っていました。山田くんは「裕翔くん異常に顔小さいから!」って言っていました。かわいい。


またドラムが上手くなっていました。
薮くんが半沢直樹の熱心な視聴者で、「弁明のひとつもできないのかね?情けない男だ!」と言っていて、それに「それでは弁明をさせていただきましょう!」と応じていました。
2部のMCが終わり、ステージからはけるとき知念くんと体を正面からぶつけあって遊んでいました。
20歳の誕生日の翌日に行われたコンサートだったので、客席には裕翔くんの20歳をお祝いするうちわが溢れていました。


楽しかったなあ、すごく楽しかったなあと、思い出にふけるため取り出したイヤホンでした。
耳に装着すると、ぐちゅりと不快な音がします。こぼれた水は少量で、右耳のスピーカーの表面が少し濡れただけのようでした。本体は濡れずに済んで再生は問題なかったので、じゃあどの曲を聴こうかなと迷う指先も乾いたままで、選んだのはDreams come trueでした。


もうコンサート会場でなじみすぎ、普段はあえてiPodで聞かないような曲が、濡れたスピーカーのせいでぼんわりとにじんだように響きます。ボカシが入ったような音のせいでまるで遠い記憶のような聞こえ方をして、4月に始まったコンサートツアーを思い出しながら振り返るのにぴったりすぎました。


全国へJUMP↑↑ツアー、楽しかったです。