飛魚

中島裕翔くんのファンです

裕翔くんとカメラ推論

最近考えていたのは「裕翔くんとバラエティー」「裕翔くんと俳優業」だったので、カメラマンとしての裕翔くんのことを忘れていました。
篠山紀信さんと対談している女性自身を読みました!

zasshi.news.yahoo.co.jp

篠山「ニューヨーク、パリ、ベニス、イスタンブールとハワイ。この5カ所には、地球上ではここだけしかない、っていうものがある。ニューヨークは摩天楼、ベニスは運河、パリは街自体が博物館みたいなたたずまい。イスタンブールは東洋と西洋の文化の合流点、ここは面白いですね。あとハワイは白い砂と青い海と穏やかな気候のなかで、のんびり白ワインを飲むのがいちばん好きですねぇ(笑)」

中島「ああ、篠山さんが写したいものは時代なんですね。今までどの時代も見てきてるから、その移り変わりを街に見いだしていて……」

篠山先生への「時代を撮りたいんですね」という発言に、裕翔くんはそうじゃないだろうなーと思いました。裕翔くんは何が撮りたいのかなー。やっぱり人なのかな。
わたし裕翔くんは、カメラをいくつかの段階で好きになったんだと思っていて。
なんの根拠もなく、勝手に思っているだけなんですけど。「そんな気がする」っていう話です。

裕翔くんがJUMPから浮いてた時期と、だんだん馴染んでいった時期と、カメラにはまってのめりこんだ時期を鑑みるに、最初はカメラをコミュニケーションの手段として使っていたんじゃないかと。
グループから浮いている寂しさを紛らわすためにカメラを手にして、裕翔くんの視点・ビジョンを写真というかたちで人と共有できるようになって。誌面にもだんだん掲載されるようになった頃、メンバーから徐々に「裕翔が面白い」「開花した」という言葉が聞かれるようになりました。これはカメラだけが理由じゃなくて、モデルの仕事とか色々なタイミングが重なっての結果ですが。

そうなった頃はもう次の段階に入っていて、カメラをメカとして好きになっています。前々からトイカメラで撮った写真の質感を気に入って面白がっていましたが、レンズを変えたり、ミラーレスから普通の一眼レフにしたり、撮影の合間にカメラ雑誌を立ち読みして知識を増やし、F値やら焦点距離やらなんやらで、カメラを使って風景を演出することが面白くて、ますますはまっていきます。
そのあとはもう、ヘリコイドによる曇りがいいとか言ってご祖父様から古いレンズを譲ってもらったり、アイスの棒を使ってカメラを自作したり、マニアックでラジオでもJUMPaperでも何言ってるんだかさっぱりわからない……まあさっぱりわからない話されるのはドラムでもう慣れてるんで、うんうんそうなの、楽しくて大好きなのねーと思って聞いてました。

最終的には、コミュニケーション手段として人を撮ること、それからメンバーと仲良くなって、「カメラマンさんには撮れないメンバーの顔を、自分なら撮ることが出来る」という自負が生まれ。
「それぞれのメンバーをこう撮りたい」「そのためにこういう機能を使えば叶えられる」という知識と技術をモノにして。
で、いまの、Vrai Visage de JUMPを取り仕切る裕翔くんがいるんではないかと思います。

裕翔くん、メンバーの写真の展覧会とかやるのかなあ。わたしはずーっと裕翔くんの個人写真集が欲しくて、自分のなかではタイトルも決まっているくらいなので、展覧会よりは写真集を出して欲しいです。

篠山「今はカメラの技術の勉強をする必要はないよ。技術じゃなくて、大切なのはここ(胸を指して)と、ここ(頭を指して)。感性だね。ふだんから、いい舞台、映画、美術品とか見たりして感性を磨くことが重要。そうするとほかの人とは違うものが見えてくる」

中島「それが肥やしになる」

篠山「そう。いい女とつきあったりね。いい男とつきあってもいいけど。ハハハ」

中島「(爆笑)」

篠山「人物を撮るのが難しいのは、あなたが男前だからですよ。相手も男前だと緊張しちゃうからね。一回ブスになってみなよ。向こうが鼻もひっかけなくなるからさ。そうなったらもう何でも撮れるよ(笑)」

篠山先生に、「いい女と付き合うのがいい」「いい男でもいいけど」と言われていた反応が「(爆笑)」だったけど、もし裕翔くんに心底好きな人がいたら、裕翔くんが撮ったその人の写真が見てみたい。もし将来結婚するなら、その人のウエディングドレス姿を………あやっぱり見たくないかも………いや見たいけど、見たら吐くかも。血反吐はきながら応援するね。地獄の暗室で恨みのフィルムを現像し、歯噛みしながら羨望の額縁に入れます。いつかわからないけど、それまでずっとファンでいられますように。裕翔くんの撮った写真を、たくさん見られますように。